2006年09月23日
コールマンに赤ガス
以前、デュアルフュエルのコールマン295(ランタン)と414(ツーバーナー)に、レギュラーガソリンを使った話を書いた。
そこで、現行機種のデュアルフュエルのノーススターをオススメしたのだが、点火装置のケースが、レギュラーガソリン(以下、赤ガス)の添加剤として含まれていた溶剤によって、粉々に壊れるという事象がおきているようである。注意していただきたい。
あれからいろいろ調べてみたのだが、
・赤ガスより、白ガスのほうが精製度が高い
・赤ガスより、白ガスのほうが、不純物が少ない
・赤ガスの排気ガスは、白ガスに比べて有害
・赤ガスを使うと、白ガスよりジェネレーターのつまりが早い
という話が、アンチ赤ガス派の論拠である。
しかも、コールマンジャパンの見解はというと、コールマン純正ホワイトガソリン以外のすべて、つまり他社製ホワイトガソリンもふくめて、使用すべきでないとしている。
それでも、いまなお、ノーススターがラインナップされているのは、なぜなのだろう。
ノーススターは、その辺がクリアされているというのだろうか。
また、本当に相性の悪さで何か問題が起きるというのなら、デュアルフュエルのユーザーに、コールマンはきちんと大声で注意を喚起すべきではないか。
メーカーが、「使ってはいけません」というものをあえて使う事には、ワタシも大反対である。
ただ、デュアルフュエルは、メーカーのお墨付きであったはずで、「レギュラーガソリンも使える」ということこそがセールスポイントであり、それを信頼して購入したユーザーも多いはずだ。
現在、キャンプ用品は災害時用の装備としても使えることが注目されていて、メーカーもそうした販売戦略を打ち出しているところが少なくない。
しかし、カップ麺一つ満足に購入できないような大災害時には、ガスカートリッジやホワイトガソリンの入手がスムーズにいくとは到底思えない。デュアルフュエルのようなマルチフュエルタイプこそが、その真価を発揮するはずなのである。
メーカーもはっきりしないので、調べてみて得た結論が以下の通りである。
・赤ガスより、白ガスのほうが精製度が高い
精製度については、むしろ赤ガスのほうが上ということだ。いまや精密機械化した自動車のエンジンで使うのである。そんな粗悪なガソリンを売ったりしたら、ランタンを弁償するのと桁違いの損害が発生してしまう。
・赤ガスより、白ガスのほうが、不純物が少ない
ここでいう不純物を、赤ガスに含まれる清浄剤などの添加物のこととするならホントである。
が、ゴミだとかタール類とかのハナシとなると、どちらにもそんなものの混入はありえない。
・赤ガスの排気ガスは、白ガスに比べて有害
自動車ガソリンが有鉛ガソリンだった時代の話のようである。サルファフリー(脱硫黄)、ベンゼン低減など、環境問題にしっかり取り組んでいる大手メーカーのものなら、赤ガスのほうがクリーンである。
・赤ガスを使うと、白ガスよりジェネレーターのつまりが早い
これはどうやらホントのようである。先の不純物もそうなのだが、白ガスに比べて気化しにくい赤ガスは、ジェネレーターが十分に温まるまで炎が安定しづらく、そのぶん出るススが若干多い。
そのためにアンレデッドデュアルフュエルのジェネレーターは太くして対策しているのだ。
しかし、赤ガスの清浄剤は、つまりを引き起こすものを清浄してくれないのであろうか。
というわけで、ワタシはこれからも赤ガスを使おうと考えているのだ。
ただし、オススメしているわけではない、と断っておきたい。実行は自己責任で。
※記述には勘違いもあるかも知れませんので、間違いがありましたら、ご指摘ください。
※maro‘s garageのmaroさまより、無断リンクについてご指摘を頂戴いたしました。
当方初心者とはいえ、配慮に欠けましたこと、maro様はじめご関係の方々に、心より
お詫び申し上げますとともに、当該部分を削除させていただきました。
そこで、現行機種のデュアルフュエルのノーススターをオススメしたのだが、点火装置のケースが、レギュラーガソリン(以下、赤ガス)の添加剤として含まれていた溶剤によって、粉々に壊れるという事象がおきているようである。注意していただきたい。
あれからいろいろ調べてみたのだが、
・赤ガスより、白ガスのほうが精製度が高い
・赤ガスより、白ガスのほうが、不純物が少ない
・赤ガスの排気ガスは、白ガスに比べて有害
・赤ガスを使うと、白ガスよりジェネレーターのつまりが早い
という話が、アンチ赤ガス派の論拠である。
しかも、コールマンジャパンの見解はというと、コールマン純正ホワイトガソリン以外のすべて、つまり他社製ホワイトガソリンもふくめて、使用すべきでないとしている。
それでも、いまなお、ノーススターがラインナップされているのは、なぜなのだろう。
ノーススターは、その辺がクリアされているというのだろうか。
また、本当に相性の悪さで何か問題が起きるというのなら、デュアルフュエルのユーザーに、コールマンはきちんと大声で注意を喚起すべきではないか。
メーカーが、「使ってはいけません」というものをあえて使う事には、ワタシも大反対である。
ただ、デュアルフュエルは、メーカーのお墨付きであったはずで、「レギュラーガソリンも使える」ということこそがセールスポイントであり、それを信頼して購入したユーザーも多いはずだ。
現在、キャンプ用品は災害時用の装備としても使えることが注目されていて、メーカーもそうした販売戦略を打ち出しているところが少なくない。
しかし、カップ麺一つ満足に購入できないような大災害時には、ガスカートリッジやホワイトガソリンの入手がスムーズにいくとは到底思えない。デュアルフュエルのようなマルチフュエルタイプこそが、その真価を発揮するはずなのである。
メーカーもはっきりしないので、調べてみて得た結論が以下の通りである。
・赤ガスより、白ガスのほうが精製度が高い
精製度については、むしろ赤ガスのほうが上ということだ。いまや精密機械化した自動車のエンジンで使うのである。そんな粗悪なガソリンを売ったりしたら、ランタンを弁償するのと桁違いの損害が発生してしまう。
・赤ガスより、白ガスのほうが、不純物が少ない
ここでいう不純物を、赤ガスに含まれる清浄剤などの添加物のこととするならホントである。
が、ゴミだとかタール類とかのハナシとなると、どちらにもそんなものの混入はありえない。
・赤ガスの排気ガスは、白ガスに比べて有害
自動車ガソリンが有鉛ガソリンだった時代の話のようである。サルファフリー(脱硫黄)、ベンゼン低減など、環境問題にしっかり取り組んでいる大手メーカーのものなら、赤ガスのほうがクリーンである。
・赤ガスを使うと、白ガスよりジェネレーターのつまりが早い
これはどうやらホントのようである。先の不純物もそうなのだが、白ガスに比べて気化しにくい赤ガスは、ジェネレーターが十分に温まるまで炎が安定しづらく、そのぶん出るススが若干多い。
そのためにアンレデッドデュアルフュエルのジェネレーターは太くして対策しているのだ。
しかし、赤ガスの清浄剤は、つまりを引き起こすものを清浄してくれないのであろうか。
というわけで、ワタシはこれからも赤ガスを使おうと考えているのだ。
ただし、オススメしているわけではない、と断っておきたい。実行は自己責任で。
※記述には勘違いもあるかも知れませんので、間違いがありましたら、ご指摘ください。
※maro‘s garageのmaroさまより、無断リンクについてご指摘を頂戴いたしました。
当方初心者とはいえ、配慮に欠けましたこと、maro様はじめご関係の方々に、心より
お詫び申し上げますとともに、当該部分を削除させていただきました。
Posted by びんぼオヤジ at 00:15│Comments(1)
│燃料
この記事へのコメント
僕も、コールマンに赤ガスつかってます。
ツーバーナー414と、ワンバーナーのスポーツスター2
若干、すすが多いのが気になったりしますが、それ以外は問題なく使えています。
ノズルが詰まったときは、超音波洗浄機で、掃除すれば良いって地元のショップの社長さんが言ってました。
しかし、白ガスは、高すぎますね
ツーバーナー414と、ワンバーナーのスポーツスター2
若干、すすが多いのが気になったりしますが、それ以外は問題なく使えています。
ノズルが詰まったときは、超音波洗浄機で、掃除すれば良いって地元のショップの社長さんが言ってました。
しかし、白ガスは、高すぎますね
Posted by 白獅子 at 2010年11月02日 12:12
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